物流センターからの配送におけるCO2排出量の削減については、物流センター間での通いコンテナ(*2)の使用、店舗への納品頻度の適正化など様々な取り組みを行ない、CO2排出量の削減に努めています。
(*2)通いコンテナとは複数の物流センターを往復する際にオリコンの中に商品を入れて配送を行うこと
1. EC物流センターと他物流センター間の通いコンテナの使用
自社ECサイト(アンドエスティ)に掲載される商品の一部はEC物流センターで撮影を行なっている為、物流センターとEC物流センターにて通いコンテナを使用しています。通いコンテナを使用することで、段ボールや緩衝材などの資材の使用削減を実現しています。

2. 配送頻度の適正化
一部のブランドでは、物流センターから店舗への配送頻度を毎日配送から隔日配送にすることで、配送業務の効率化とそれに伴うCO2排出量の削減、段ボールに入る商品の充填率の向上による使用資材の削減などに努めています。

3. 梱包サイズの適正化
生活雑貨を扱う物流センターでは、出荷用の段ボールに160サイズ(*3)を使用していましたが、2021年3月より140サイズ(*3)に変更を行なっています。これにより、1箱当たりの商品の入り数に大きな変動はないもののトラック1台当たりの積載量を1.25倍に増やすことができました。
また作業面でも、段ボールが一回り小さくなり運搬がしやすくなったとの声もあがり、作業の軽減にもつながっています。
(*3)160サイズ、140サイズとは段ボール箱のタテ×ヨコ×高さの合計サイズのこと
